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ここ数日ネットでカッコイイと話題になっていたのが、フィリピンの少数民族“イフガオ族”の木製バイクの写真。動いてるところが見たくて動画を探してみたらあった、意外にスムーズな走りだったwタイヤ以外はほぼ木製で、ノーマルのものからドラゴンや鷲、虎などの凝った彫刻が施されたされたモノまで様々あり、訪れた観光客やバイヤーから注目されているらしい。確かにカッコいい、エスニックなカフェとかに置いといたら良さげ。一応ブレーキも付いていて、下り坂での最高時速は40キロに達するという。でも帰りの登り坂を引いていくのは大変そうだw

カッコ良すぎるイフガオの木製バイク画像集

この地域では“岳に暮らす人々”を自称するのにふさわしく、お祭りの時には木製バイクを使ったダウンヒルレースが催される。これはノーマル仕様だけど、お祭りレースの様子。マジレースみたいな緊迫感はあまりないけど、ゴールのある会場にはかなりの人!ちなみにお祭りでは他にも生贄の儀式や相撲、綱引き、カラオケ大会など色々やるらしいw

最後にイフガオ族をとりあげた海外の番組(彫刻入りバイクの登場シーンは12分40秒ころから)。彼らの住むルソン島の山間部は、第二次世界大戦中、フィリピンにおいて日本軍が最後まで戦った場所で、陸軍大将であり“マレーの虎”と呼ばれた山下奉文が降伏した場所として知られる(降伏した9月2日はフィリピンの戦勝記念日になってる)。地元の人は世界文化遺産に登録されてる棚田でとれるドジョウも、日本軍が持ってきたと信じているらしい。ちなみに、日本でよく見かける例の「世界人類が平和でありますように!」の碑もたっているw